ラムカムヘンにあるアサンプション大学の脇に地味ながら飲食店の多い路地がある。以前は新華僑なのか中国人のやっているまるで中国からそのまま持ってきたかのようなお店が何軒もあった。ミャンマー人の食堂もあって、そこは結構いろいろなものが食べられてよかったのだけどなくなってしまった。わりと入れ替わりの激しい一角かもしれない。そんな中、奥の静かなところに息の長い食堂がある。
ここは蒸し焼きにした鶏肉を載せたごはんを出す。ありそうであまり見ないメニューだ。この食堂でどんな風に鶏を蒸し焼きにしているのかはわからないけど、よく見るのは瓶(かめ)の中にフックのようなもので肉を吊り下げて下から炭で蒸し焼きにするもの。余計な脂が落ちてやわらかく焼き上がる。ここのガイオップもかなりやわらかい。ふわふわとした鶏肉に潰した唐辛子を漬け込んだお酢をたっぷりとかけて食べる。さっぱりとしていておいしかった。
カオガイオップ 50バーツ(約200円)
ข้าวไก่อบ
カオガイオップ
8:00〜15:00 定休日なし
2023年6月某日11時頃に訪問