このお店はどうも近くにあって移転してきたらしいのだけど、Facebookページを覗いてみるとそれ以前にも移転をしている。人気や実力があるのに物件に恵まれない食堂はときどき目にする。老舗の有名店でもそういうお店はある。南部にルーツのある人が多いバンコク東郊にて、移転を重ねながらも人気を維持してきた南部式カオゲーン食堂。優しそうなおじさんとおばさんが迎えてくれた。まず食べてみたいのはやっぱり南部式の黄色いゲーンソム。ゲーンソムは魚かエビを主としていることが多い。海鮮を主とした辛くてすっぱいスープといえばタイ南部と接する隣国マレーシアのアッサムペダスがあるけど、マレーシアではタイ南部のゲーンソムを「タイ式アッサムペダス」と呼んでいるらしい。もしかしたらタイ南部のゲーンソムはマレーシアのアッサムペダスの亜種なのかもしれない。地域の人気店のゲーンソムは魚の白身がふわふわしていておいしかった。
プラータップティム(ティラピア)と青パパイヤのゲーンソム 70バーツ(約290円)、鶏肉のクアクリンを載せたごはん 40バーツ(約170円)
ลุงทอง ครัวแกงใต้
ルントーン クルアゲーンタイ
6:00~15:00 日曜定休
2023年9月某日13時半頃に訪問