おいしい牛肉のオイスター炒めごはんを食べたあと、まだ少しおなかに入るような気がした。澄んだスープのあっさりとしたバミーが食べたい。私は普段バミーは汁なしで食べることが多い。もちろんお店にもよるのだけど、麺がスープに浸かったときの伸びたような感じがあまり好きでないのだ。タイの人たちは麺のコシにあまり関心がないように見える。だけど、極細で若干縮れた感じの麺をていねいにほぐしてから茹でて、透き通ったスープと共に出すようなタイプのお店のそれはたいがいおいしい。麺が細いながらもしっかりしている。蟹の身を使ったバミーを出すお店にはそういうお店が多いから、蟹のバミーで検索して見つけたすぐ近くのお店に行ってみた。さっそく店頭の調理場に立ちまさにじっくりと麺をほぐしているおじさんの姿が目に飛び込んできてうれしくなる。
輝くような美しいスープを目の前にしてうっとりとする。品のある薄味のスープを例によって自分で味付けしていく。その上品さを台無しにしたくないから、時間をかけて慎重に調えていく。味付けにかけた時間と同じぐらいの時間でぺろりと平らげてしまった。大満足の幸せな一杯だった。
海老ワンタンと蟹の身のバミー 60バーツ(約240円)
เส็ง บะหมี่ปู เกี๊ยวกุ้ง แปลงนาม เยวราช
セン バミープー キアオクン プレーンナーム ヤオワラート
11:00~21:00 定休日不明
2023年4月28日18時半頃に訪問