先日のカオマンガイと同じく、今度はまたおいしいバミーが食べたくなってしまった。自分の中で盛り上がると繰り返し食べたくなることがある。前日のあそこにまた行きたいとも思ったのだけど、旅先では極力同じお店はリピートしないようにしている。そうしないと同じところで同じものばかりを食べかねない。それももったいない。別のお店を、また「蟹のバミー」で探してみた。
見つけたのはバンタットトーン通りからラマ4世通りに出たところにあるお店。雲呑麺のお店で、豚ワンタンと海老ワンタンで選べる。よくよく見てみると蟹の身は扱っていない。それでもそういう感じのお店をピックアップしてくれるのはGoogleのセンスなのか。
海老ワンタンのバミーを注文して席に着く。壁に掲げてあるお店の歴史が書かれたものを読むと、ここは広東華人のお店のようだった。本場広東の雲呑麺ということで、1953年にシープラヤーで創業したのだそう。歴史ある老舗だ。2代目になってから今のこのサパーンルアン交差点のところに移ってきたらしい。現在は3代目。麺は自家製のようだ。この手のバミーは自家製麺であることが多いように思う。
澄んだスープに縮れた極細麺。また似たような文章を書いてしまいそうだ。おいしかった。東南アジアにこういう幸せをもたらした華僑には感謝しかない。
海老ワンタンのバミー 55バーツ(約220円)
ไจ๊ บะหมี่เกี๊ยวกุ้ง สะพานเหลือง
ジャイ バミーキアオクン サパーンルアン
10:30~19:00 月曜定休
2023年4月29日18時半頃に訪問