以前住んでいた辺りにムスリムのヌアトゥン（ビーフの煮込み）の人気店を見つけた。こんなところにこんな食堂があったとは知らなかった。さっそく入ってみる。ヌアトゥンのクイッティアオと謳っているけど、メニューを見るとビーフもの全般いろんなものを扱っている。今回は初めてだったから、ひとまずヌアトゥンのガパオ炒めを頼んでみた。
ヌアトゥンという言葉の意味や使い方はお店や人によっていろいろだと思う。まず、ビーフの煮込みにはヌアトゥンとヌアプアイという調理法の異なる2種類の煮込みがある。たぶん元々の意味はこれだと思う。だけど、肉モツすべて含めたビーフの煮込み全般をヌアトゥン、特に牛肉の煮込みのみを指して呼ぶ場合にヌアプアイ、と分けている場合もある。ややこしいので、こだわりがなければ「どちらもビーフの煮込みのこと」ぐらいの認識でいいと思う。
最近のガパオ炒めのトレンドはドライ系で結構辛くする。昔はガパオ炒めは今みたいに辛くなかったと思う。私はガパオ炒めはウェットなべたべた系が好きだし、あんまり辛くないほうがいい。そういう意味ではいまいちだった。でも、ヌアプアイ自体はおいしかった。最近このパターンが多い。べたべたしたビーフの煮込みガパオに出会いたい。
ヌアプアイのガパオ炒めごはん＋目玉焼き 90バーツ（約380円）
