ごはんが食べたくなった。振り返ってみるともう何日もお米を食べていなかった。老街面館で広東風卵あんかけ麺である滑蛋河の餡をごはんにかけたものを注文する。滑蛋飯などと呼びそうな気がするのだけど、ここでは燜飯と呼んでいるようだった。餡の海の中にごはんが孤島のように佇んでいる。またもやボリュームがすごい。カレーライスの海原を攻略していくときのように、端から少しずつ切り崩していく。熱々の餡がごはんの一粒一粒によく絡んでおいしい。熱いから少しずつそうっと食べる。食べ終えたときの充実感と疲労感。このお店からホテルに戻るときはいつも満腹で体が重い。おかげでよく眠れた。
燜飯 8.5リンギット(約270円)
老街面館 Old Street Noodle House
9:00~16:00/18:00~21:00 月曜定休