ンガームウォンワン通り沿いに一軒の食堂がある。広東華人の食堂で、ここがタイで最初にゴイシーミーを出したお店なのだそう。お昼の飲茶で話に花が咲き午後に至るとまた少し小腹が減ってくる。そのタイミングで出す軽食メニューの一つとして登場したらしい。ここで考案したものというよりは、香港や広州で食されている何らかの麺料理(肉絲炒面?)を出したということなのだと思う。オリジナルはパリパリ揚げ麺ではなく焼き付け中華麺。意外なことに私が「ゴイシーミーの味」だと思っている風味がそれほど強くはなかった。現在のゴイシーミーのあの感じはこのお店の外で発展したものなのだろうか。ややあっさりめのゴイシーミー。ここの食堂のメニューはひと目見てわくわくするクラシックなラインナップ。あんかけ麺や牛タンのシチューなど、魅力的なものがいろいろある。なかなか通いにくい場所にあるお店だけど、少しずついろいろ食べてみたい。
ゴイシーミー(きのこ抜き) 70バーツ(約290円)
หยิ่วกี่ イウキー
7:00~19:00 定休日なし
2024年1月某日16時頃に訪問